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カードローン・キャッシングで保証人と連帯保証人は必要?保証人なしのお申し込みの違い

カードローンやキャッシングサービスを利用しようとすると、気になるのは普通の借金と同じように、保証人や連帯保証人などは必要なのか、という点です。実はカードローンやキャッシングサービスは一般的な借金とは少し違う場合が多く、手軽に借りられるようになっています。ただ、このために簡単に借りられるからと軽く見てしまうと、後でとんでもないトラブルになってしまったり、思った以上の金額を支払う羽目になってしまうかもしれません。

基本的には保証人は不要

まず、カードローンやキャッシングの大体のサービスでは、保証人が必要とされるシーンはありません。これはそもそもカードローンなどは保証人などいなくても申し込みが出来るようになっていますし、誰かの許可や許諾が必要だという訳ではなく、簡単に借りられるようになっています。このため、まず保証人が必要になるシーンは無く、誰かの必要や許諾がない限り借りられない、というようなこともありません。

基本的に誰かの保障や保証人などは不要ですし、自分の同意さえあれば借りられます。自分がきちんと返済できるという意思があり、なおかつカードローンやキャッシングサービスの審査に通ればその限度額内で借りる事が出来ます。

中には無職の人や年金生活の人が利用しているケースがありますが、それでも問題はありません。年齢制限やキャッシングの利用枠がある限りであれば、仕事や収入の有無は関係なく借りる事が出来ます。当然ですが、返済もきちんと行っていればまず問題はありません。

保証人が必要なのは専業主婦と未成年

ですが、一部のケースで保証人が必要になるケースがあります。まず、その代表的な場合は家業を主に行う専業主婦・専業主夫の場合です。このような人たちは世帯としての収入はあり、配偶者や同居している親などが収入を得ている事でしょう。とはいえこのような人たちは実際は自分たちの収入はありませんから、借入の際には審査が通らないか、あるいは保証人に収入のある配偶者や親からの同意が必要になります。

次に、未成年者の場合は、親の同意が必要になります。この場合は親権者の同意になり、基本的に印鑑や署名が必要になる場合もあるでしょう。また、親の署名や同意書などを書いて送付する必要があるため、手軽さは少々失われます。

ただし、どちらもそもそも借りられないケースが多いという事は覚えておいてください。専業主婦や未成年者の場合は、資産があったり貯金があったりしてもカードローンやキャッシングの利用が出来ない場合が多く、仮に審査に通ってもあまり多くの金額を借りられないことが多いのです。

保証人は必要ないがリスクは高い

ただ、保証人は必要ない分、そもそもカードローンやキャッシングサービス自体はそもそもリスクが高いものだという事は覚えておいてください。こういった手軽にお金を借りられるサービスは、その便利さや手軽さでサービスを充実させている分、利息が高い傾向があります。住宅ローンなどはサービス次第では0.5パーセント程度の金利もあるのに対して、カードローンやキャッシングになると18パーセント程度の金利と、かなり高い利息を支払うことになっています。

その他のローンも銀行のフリーローンも利率が14パーセント程度と比較的安くなりつつあるので、もし用途が明確ならフリーローンなどを利用した方が良い場合もあるかもしれないのです。また、自由度の高さから使うタイミングをあまり考えずにいると、ATM手数料や時間外手数料などがかさむ場合もあります。便利なサービスである分、活用すればするほど余計な費用がかかりやすくなる傾向がありますので、出費が増えることそのものはよく注意したいところです。

保証人がいないことによるデメリット

また、保証人がいないことについてはデメリットもあります。ひとつはその人の信用度合いが増えないことです。というのも借金をするときには保証人がいることでローンの審査が通りやすくなったり、保証人が要ることで何らかの借り入れがしやすくなる可能性もあります。ですが、そもそもカードローンやキャッシング自体は保証人を必要としませんので、誰かの信頼にあやかって利用可能額を増やすというテクニックは通じません。

そして借入の時に人の目が入りませんから、使いすぎたり借入し過ぎる可能性もあります。実はこちらの方が大きな問題で、お金を借りる時に人の目や客観的な視線が無いとそれだけでたくさん借りすぎたり、一気に借りすぎたりして、返済が出来なくなる可能性もあります。

特に見栄を張っていたり強いこだわりがある人ほど、使い過ぎや浪費を過剰にし過ぎてしまい、返済が出来なくなるケースも珍しくありません。このため、保証人扶養というのは裏を返せばデメリットもあるのです。

保証人がいないからと言って軽い借金ではない

また、よくカードローンやキャッシングをしていると、金銭感覚が狂うとか、カードの利用限度額が貯金のように思えて来る人もいます。このように借り入れできることがメリットと考える人もいるかもしれませんが、実際はさらに使いすぎや借りすぎのリスクを含むことになってしまいます。実はカードローンやキャッシングなどを利用して滞納してしまうと、それだけでキャッシング会社に迷惑をかけることになります。カードローンやキャッシングで借りたこと自体が履歴に残りますし、滞納したり返済不可になった事はあなたの信用情報に残るのです。

このため、この信用情報に返済が出来なかった履歴が残ると、それだけでそのほかの金融機関からこの人は返済を滞納したために信頼できない可能性がある、などと判断されることもあります。厳しい所になると、そもそも信用情報に滞納した履歴が1回でもあれば、そもそも住宅ローンなどの審査に通らないこともあります。滞納したことで家や車を買いたくても買えない、というケースもあるのです。

まとめ

キャッシングやカードローンはいざという時にとても役立ちますし、保証人がいなくても借りられるサービスではあります。ただ、保証人がいないから軽いサービスなのではなく、別の面でリスクを肩代わりしていて、当然ほかの借金のように問題もあります。

特に利息が高いのがカードローンやキャッシングのデメリットですので、なんにせよ使いすぎには注意しましょう。返済できないほどの金額を借りてしまうことが一番のデメリットですから、その点は特に注意が必要です。

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